コラム:住み続けたい街、なぜ葉山は不動の首位なのか

コラム:住み続けたい街、なぜ葉山は不動の首位なのか
コラム:住み続けたい街、なぜ葉山は不動の首位なのか
大東建託が毎年発表している「住み続けたい街ランキング」が今日(2025/09/04)の日経新聞の記事に掲載されました。
そして、2025年版の首都圏調査でも、トップに輝いたのは神奈川県葉山町でした。しかも5年連続。ランキング常連の座を守り続けている点は、まさに“住んでよし、暮らしてよし”の証といえるでしょう。
注目すべきは、上位10位のうち6つを神奈川県の自治体が占めていること。その背景には、都心へのアクセスのしやすさと、海や緑に囲まれた豊かな環境が共存するという“いいとこ取り”の暮らしやすさがあります。同じく鎌倉市も4年連続で2位に入り、そのブランド力と自然環境の強さを再確認させられます。

住んでみたい街ランキング2025
一方で、東京都からは武蔵野市(吉祥寺エリア)、目黒区、文京区といった「暮らしの質」にこだわるエリアがランクイン。利便性だけでなく、文化的な魅力や落ち着きも評価の軸になっているようです。
今回の調査は、各自治体の住民に「今の街にずっと住みたいか」を点数化してもらうシンプルな仕組み。だからこそ、結果には生活者のリアルな実感が表れているのだと思います。
首都圏で住まいを選ぶとき、物件の条件や価格だけに目がいきがちですが、こうした“街そのものの魅力”に注目してみると、新しい選択肢や価値観に出会えるのかもしれません。